フードビジネスコンサルティング “ユニワークス” スタッフ紹介よくあるご質問お問合せ

ユニワークスは飲食に係わる様々な分野のプロによる
総合的なサービスを提供します。


特集

2007年春夏・カフェのドリンクメニュー

春到来!春夏に向けてメニューも"リフレッシュ"といきたいところ。
ドリンクのトレンドから、各カテゴリーの注目アイテムをご紹介します。
オリジナル商品開発にお役立てください。

一過性ではない「自然で体にやさしい」
 昨年も人気のあったフレッシュフルーツ&野菜ジュース、スムージー、黒酢ドリンク、黒烏龍茶など、自然で体にやさしい健康ドリンクの勢いは今年も衰えそうにありません。通勤、通学時は朝食代わりの栄養補給に、仕事帰りや飲んだ後は健康と「美容」「栄養バランス保持」のためのビタミン補給などの需要増に応えるため、気軽に飲めるスタンドバーが人通りの多いスポットで増加しました。
"美味しくて体にいいものを飲みたい"という欲求は今に始まったことではありませんが、ここまで急激に流行したのは「メタボリック症候群」などの言葉を浸透させ、国民の健康への意識を高めた国の政策の影響であるとも考えられます。
新しいものに飛びつきやすく飽きやすい若年層だけでなく、ヘビーユーザーである中高年の男性を巻き込んでいるというのが現在の「健康ブーム」の特徴でしょう。
ここにきて大手飲料メーカーも爽健美茶、十六茶などの健康ブレンド茶の販売に力を入れ始めていますし、コーヒー市場においてもデカフェのエスプレッソ(カフェインを除いたコーヒー)などの体にやさしいコーヒー需要が高まってきています。時間と手間をかけずに健康になりたい、健康でいたいという願望は、今後も続きます。
さて、このテーマは具体的にはどのように展開されるのでしょうか...

フレッシュフルーツ&野菜ジュース、スムージー

健康茶ドリンク

 手軽にビタミン&糖質が摂取でき、新鮮でナチュラル、βーカロテンやビタミンCなど果実や野菜に含まれる栄養素の効能を訴求し、体にやさしく、美味しいイメージが強い、人気のカテゴリー。朝食代わりの需要も増えており、夏場にはフルーツなどの材料を凍らせて作る新鮮果実を使ったフローズンドリンクのスムージーも人気があります。
(効果効能を販売に利用することは薬事法などで制限されていますのでくれぐれもご注意ください)

一昔前のジューススタンドとは違う、スタイリッシュな店構えやパッケージも「健康食品=ダサい」という旧来のイメージを刷新し、「かっこよさ」「洗練」へと変化しています。
差別化の手法としては、コラーゲンなど魅力的な栄養素サプリメントのトッピングや黒酢ブレンド、刃物カッターを使用せず果実を新鮮なピューレ状にする独自製法などが見られます。多様な消費者のニーズに応えるとともに、既存のフレッシュジュースとの違いをアピールし、付加価値向上、売価アップへ様々な努力がされているのです。今後も、有機栽培など厳選材料の使用、新技術の活用、オリジナルミックスブレンドによる体調管理への新提案、栄養素トッピングによるバリエーションの増加など、美味しさに加え、更なる美容・健康面へのアプローチが続くと思われます。

健康茶ドリンク
 昔から生活の知恵で伝えられてきたドクダミ茶、はぶ茶、ハーブなどの民間植物療法と、中医学から由来し日本で発展した漢方の考え方などをミックスして作られている近年人気が高い健康茶ドリンク。健康に良さそうなイメージで飲みやすく「ノンカロリー」なのが人気の秘密。
薬事法に違反しないように医薬品に指定されていない原料のみを使用していることが漢方薬とは異なる点です。薬ではなく食品飲料であり効果に関しては疑問もありますが、効果がおだやかで副作用も少ないため、試してみる価値はあると考えられます。
本来は効果効能をうたう事はできませんが、最近、医食同源をテーマにメディアが様々な形で、食材、諸栄養素について盛んに取り上げているため、食品の効能について詳しい消費者が増えています。したがって美容と健康に良さそうな名前をつけたり、有名な素材原料を表記するだけでも販売促進できる市場環境となってきました。今後は、原料の質、有機栽培やブレンドする植物の数、美味しさなどが差別化のポイントとなると思われます。

ここではそれぞれの植物の効能については述べませんが、「国立健康・栄養研究所情報」などを参考に偏りのない知識を得ることをおすすめします。民間伝承に依らず、科学的に実証されているのかを知ることも大切です。
特にハーブは、効能の部分ばかりが注目されますが、妊娠中や授乳中における摂取の危険性の有無、カフェインやアレルギーの有無、農薬の使用状況などの情報にも注意を払う必要があります。また、相互作用による影響や副作用についても未知の部分が多く、あまり多種類をブレンドすべきではないとする意見もありますが、ポピュラーな植物をお茶として適量飲むのであればそれほど神経質になる必要はないと思います。お茶ですから違和感を少しでも覚えたら体質に合わないということで飲用を中止すればよいのです。
オリジナルブレンドを作る時は、ベースを日本人が伝統的によく飲んでいる緑茶や麦茶などにすることをおすすめします。

ビネガードリンク

飲む酢 -ビネガードリンク-
"酢ムリエ"が話題になったフルーツビネガーは、今までにない飲みやすさと美味しさで、酢の健康イメージとともにその味わいも人気となっています。以前から「バーモント」というビネガードリンクはありましたが、どうしても酢独特のツンとする刺激臭が残り、一般には定着しませんでした。
従来からある根強い酢の健康イメージに加え、そのまま飲んでも刺激の少ない飲みやすい酢が広く知られたことがブーム到来の要因と思われます。飲み方もミネラルウオーター、炭酸、牛乳、ジュースなどで薄めるだけととても簡単。サラリーマン、OLが駅の黒酢バーなどで、酢をドリンクとして気軽に飲むスタイルが定着しました。
さて、「酢」と一口に言っても様々な種類があります。通常はアルコールを酢酸発酵させたものがほとんどですが、中にはもろみ酢のようにクエン酸がメインの酢もあります。ここで最近人気の4種類の健康酢についてご紹介します。

a.黒酢
もともと「黒酢」とは、鹿児島県姶良(あいら)郡福山町でおよそ200年前から独自の製法(ひとつの壺の中で長期間発酵、熟成される)で作られている黒い酢のことを指していましたが、黒酢人気により、色が黒いだけの黒酢が出回るようになったため、JAS規格ができました。黒酢とは「穀物酢のうち、原材料として精白していない米、もしくは麦を、酢1リットル当たり180g以上使用し、かつ発酵、熟成によって(黒)褐色になったもの」とされ、「米黒酢」、「大麦黒酢」と表記されます。アミノ酸を豊富に含みます。


b.香酢
中国の黒酢の一種。中国黒酢の原料は、主に米、大麦、コーリャンなどで、ひとつの壺で長い間熟成して作られています。そのなかでも有名なのが、江蘇省の鎮江で作られる香醋。香醋は約300年前から続いており、原料はもち米、麹、塩で、やはりアミノ酸を豊富に含みます。

c.もろみ酢
もろみ酢は、沖縄の焼酎、泡盛を蒸留したあとのもろみ(粕)から抽出したもので、 酢酸発酵させる通常の酢とは製法が異なります。近年注目されているクエン酸を豊富に含むのが特徴です。

d.きび酢
奄美・加計呂麻(かけろま)島に伝わるサトウキビ100%で作られる酢です。約400年の伝統を持つとされ、カリウム、カルシウム、マグネシウム等の含有量が多く、逆にナトリウムが少ないのが特徴です。

ハーブコーディアル
 コーディアルとは、植物や果実、砂糖を原料とした英国の伝統的な濃縮シロップのようなもので、もともとはアルコール飲料でもありました。
近年人気のハーブコーディアルは、ハーブの持つ健康イメージに加え、簡単においしく飲めることが人気の秘密です。自分で作ることもできますが、市販のものを利用されるのが手軽でよいでしょう。使用する原料植物のブレンドにより多くの種類があり、味や色、期待される効果などに違いがあります。ミネラルウォーターやお湯、ソーダで割ったり、紅茶に加えたり、シロップ、ソースとしてヨーグルトやアイスなどへのトッピングにというように簡単に広範囲に使えるとても便利なアイテムです。ノンアルコールでセンスのいいヘルス&ビューティードリンクとしての人気も高くぜひ活用したいドリンクの一つです。

 食の健康・安全はここ数年、飲食業界にとって不可欠なキーワードとして定着していますが、外食で供される飲料についてはまだまだ開発の余地があると考えます。
"良薬口に苦し"であったものを、いかに美味しく、気軽に楽しみながらかつ目にも美しく提供できるかは、プロの腕の見せ所ではないでしょうか。また、ただの"モノ"としてではなく、店の"スタイル"としてこうした商品を提供できるかどうかも重要なポイントです。
自店のコンセプトをもう一度確認し、トレンドの取り入れ方を考え、"スタイル"を確立することで、店のオリジナリティがつくられていくことを念頭に、爽快な春夏のスタートを切ってください。

フルーツドリンク
(文/山上昌弘)









user-pic ショッププロデュース
お客さまをひきつける店づくりあれこれ
プランナー  佐藤朋子
最新号:2009年-ヒット業態考-
user-pic プロモーション
集客力アップに効くプロモーション
WEBデザイナー  鈴木弘伸
最新号:集客力サポートWeb販促
user-pic ショップデザイン
繁盛店づくり考
一級建築士  石井寿人
最新号:飲食店の家具選び
user-pic オペレーション
飲食店多事相談
再建引受人  加藤良介
最新号:不況下、繁盛するレストランとは?
user-pic マーケティング
マニュアライズ
制作ディレクター  村上睦美
最新号:春メニューレポート2009









更新履歴

PR

飲食店向け業務用クリーニングとリネンサプライ

クオカ/cuoca

広告掲載について


注目の飲食店




メンバー募集お問合せプライバシーポリシーサイトのご利用にあたって障害情報

Copyright (C) 2010 uni works All Rights Reserved. Produced by ailedesign.IncTokyoBeauty