

| 例 | デゥル、セロリ、キャラウェイ、カシア(桂皮、肉桂)、ニナモン、コリアンダー、 クミン、ガジュツ、レモングラス、カルダモン、クローブ(丁子)、フェンネル、 スターアニス(八角)、ジュニパー、ナツメグ(メース)、ポピー(ケシ)、オールスパイス、アニス、セサミ(胡麻)、タマリンド、フェンネグリーク、バニラ、ローリエ、ガーリック、その他ハーブ類 |
| 何100種類もあるスパイスだが、「特有な香り」を持っていることは共通している。しかも世界各地の全ての料理は、スパイスが有する特有な香りが風味の源になっているのだ。スパイスの香気成分は一つの物質から発しているものではない。例えば「香りの王様」と称されるカルダモンの香りは、テルピネオール、テルピニールアセテート、シネオール、リモネン、ボルネオールなどを主成分として挙げられるが、その他微量成分も含めると数10種類にも及ぶ。この多くの成分の組合わせこそがスパイス特有の香りを作り上げているのだ。「香気成分」は全て揮発性という性質を持っている。故に香りが広がるのだ。 そのため、スパイスの加工、包装、保存、使用に際し、できるだけ「高温」を避け、密封できる容器を用いることが高品質を保つ重要ポイントといえる。 |
|
| 例 | マスタード(芥子)、チリ(唐辛子)、ペパー(胡椒)、チュバブ、ファガラ(山椒)、ジンジャー(生姜)、ワサビ、ホースラディッシュ(西洋ワサビ) |
| 「辛味成分」を有するスパイスの場合、さほど香気性に富んだものは少ない(ネギや生姜は除く)。そのため、少々の高温環境でも品質の消失はない。むしろ温度よりも、辛さを発揮させるのに必要な「酸素」の効力を保持することや、「湿気」による辛味成分の分解消失を防ぐことが上手く保存する重要なポイントだ。ただし、"芥子(マスタード)"や"ワサビ"といった「香気成分」と「辛味成分」の融合から生まれる特殊なスパイスの保存については、「温度」、「水分」、「気密性」の3つの条件を満たすよう心がける必要がある。 | |
| 例 | サフラン、ターメニック(ウコン)、パプリカ、紅花、クチナシ、パセリ |
| スパイスには香気性に優れたものや、特有の辛味を持ち合せたものなど多彩であるが、もう一つ「色調」に富んだスパイスの存在を忘れてはいけない。色素系の代表例としてカレーに欠かすことのできないターメニックや、パエリアに用いられるサフランの黄金色(クルクミン、クロシン)。パプリカの橙色(カロチン)。パセリの緑色(クロロフィル)。赤ジソの紫色(アントシアン)など。他の系統に比べるとそんなに多いわけではないし、単純な色素成分(内)で構成されている。しかし、天然系の色素成分の場合、共通して「光(紫外線)」に弱い性質を持っている。したがって、包装には遮光性の材質を択んだり、ブリキ製の容器を用いたりする工夫が重要なポイントである。 | |








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